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その日その時をおもしろおかしく、行き当たりばったりテケトー日記(^^ since 2009.06~2014.02

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土曜は晴天!
日差しも暖かく絶好のメンテ日和だったので、LANZAのフロントフォークのメンテをした。

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右フォークは、オイルが漏れているので、オイルシールとオイル交換
左フォークは、オイル交換のみ
純正パーツはすでに入手済みである。

フロントの無い状態で長時間安定させなくてはならないので、LANZAをビールケースに乗せておく。

新聞紙を細かくちぎってオイル受けを製作。
虫かご(ケース?)に買い物袋をかぶせ、ひたすら新聞紙をちぎる作業・・・地味な作業だが結構疲れた><

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フロントフォークのボルトなどを緩めてLANZAから取り外す。

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インナーチューブのキャップを外して古いオイルを出してみると・・・熟成された12年ものの真っ黒な液体がw
さらにフォークを動かしてやると、金属粉が混ざった黒い粘土の様なものが出てきた。
サラダ油みたいな新しいオイルと比較してみると、驚くほど汚れていた。

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インナーチューブとアウターチューブを分解して各部品をパーツクリーナーで清掃。

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その後順番通りに組み立て、新しいオイルシールとダストシールを塩ビパイプで打ち込んでやった。
ダスト混入とシール劣化を防ぐ意味で、シリコングリスをたっぷりと塗っておいた。

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スプリングを入れる前に、新しいオイルを注入する。
LANZAのオイル規定量は、542mℓだが重要なのは油面高さである。

100均で買ったスポイトに、規定油面120mmの位置にテープを貼って印を付ける。
インナーチューブにオイルを多めに注入し、空気を抜く為何度かフォークを動かして放置。
気泡が出なくなったら、スポイトの印をインナーチューブの一番上に合わせてオイルを吸う・・・一発で作業完了w
後はスプリングを入れ、トップキャップを元通り組付けて右フォークのメンテ終了。

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左フォークはオイル交換だけなので、古いオイルを抜いてから新しいオイルでフラッシング。
そして右フォークと同じ要領で、新しいオイルを注入して作業終了。
しばらく放置して様子を見る。

放置している間、フォークブーツや普段手が入らないところをきれいに洗ってやった。

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フォークのオイル漏れなど異常の無いことを確認して、LANZAに組付ける。
フォークを固定する際、試しに突き出しを3mm増やしてキャスターを立ててみた。
走りにどんな影響が出るのやら・・・ダメなら元に戻せばいいしw
タイヤも付けて元通り。

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ついでに、ドライブシャフトシールを交換して以来放置してあったドライブスプロケットも元に戻して作業完了!

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サスの動きを確認してみると・・・
しなやかでコシのある動きに!!!
実際に走らせて確認した訳ではないので何とも言えないが、動きが滑らかになったことは確かw

エンジンオイルは定期的に交換するが、フォークオイルも常に負担がかかる機構なので定期的に交換した方が良いと思う。
と言うか、10,000km毎の交換を推奨されている。

しかし、作業が大掛かりで、専用工具がいるとか、1人ではムリとか言われているのでなかなか手が出せないのが現実だと思う。(お金があってバイク屋にお願い出来る人は別)

でもネットでは多くの先人方がやっていて、実際に自分で作業してみて意外と楽だったので驚いている。
自信もついたし、これからは定期メンテの項目として続けていこうと思う。

バイクは乗るだけでなく、自分でメンテすることも大切だ。
愛車と良い状態で長く付き合っていく為にも、緊急時の対処の為にも役立つことだろう。
知識と技術も身に付いて安上がり(安全面でのリスクが付いて回ることも忘れてはならない)だが、こればかりは人それぞれの考え方次第。(やる、やらない、やれないと言う意識と環境の違いもあるだろうが)

さて、次回はフロントブレーキの再生だ。

自分の手によって愛車が蘇るのは、ライダーとして何にも変えがたい喜びがある。
乗るだけじゃつまらないタチなのでw

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COS(コス)
BIKEはON-ROADから乗り始め、1993年に限定解除を取得。
現在はOFF車のみ所有。

MTBも所有しており、OUTDOOR LIFEを趣味とする。
たまにBIKE、MTBのレースやイベントに参戦することも。

セルフメンテナンス主義で、BIKEやMTBをイジることが大好きである。
多くは「貧乏人の知恵」を駆使したやっつけ仕事、たまに破壊することも(ダメじゃんorz)

ツーリングや林道探索はほぼ思いつきの行き当たりばったりなので、ソロでぶらぶらしていることが多い。
見かけたらお気軽にお声掛けを~
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