LANZA汁全交換＆専用工具自作（＾＾

一夜明け今日も雨orz
LANZAは無事だった（＾＾ｖ

フロントフォークのオーバーホールを続行すべく、まずはホームセンターへ行く。
昨日共回りして外せなかったベースバルブの工具を自作するのだ！

いつもはスプリングを組んで圧掛けながら回したり、逆にインナーチューブを引っ張って回せば外れるのだが、今回は全く緩まなかった。

昨日でむでむさんにコメ頂いたインパクトレンタルと言う手も考えたが、LANZAのベースバルブは大きいので、それに合うソケットは高価、しかも加工が必要だ。

購入したのは、
　・５/８”寸切り　1000mm　×1本　＠530　＝530
　・５/８”ナット　　　　　　　　×2ヶ　＠29×2＝　58　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 588円
これが専用工具の材料（＾＾安いね♪


店を広げていると、どこかで見た様な車が家の前で停車・・・
でむでむさんだ！＼（＾0＾）／




買い物の途中で様子を見に来て下さったとのこと。
嬉しいね♪




缶コーヒーまで頂いて（T_T
いつもありがとうございます！（何のおもてなしもせず、申し訳けないです＞＜）




しかも作業の様子を逐一撮影して下さって・・・なんていい人なんだ（＾ｖ＾
お蔭で作業に集中出来ましたｗ




完成した専用工具はコレｗ
　①先端に５/８”ナットをダブルナット固定
　②ナットから500mmの位置に穴を開ける（Φ5.5程度）
　③インナーチューブ内壁の傷付き防止として、ビニールテープを巻いて養生








穴にレンチ類を差し込んでハンドルにするのだ。




余分な部分は気が向いたらカットする予定ｗ




こいつをインナーチューブに差し込んで、ベースバルブと連結しているシリンダーのネジ？穴に嵌めて固定、ベースバルブをレンチで回すとあっけなく緩んだよっ！

自作専用工具、大成功（＾＾ｂｂｂ

支えて下さったでむでむさんにも感謝ヒデキ感激ｗ


仕組みはこの通り（＾＾ｂ
ナットがシリンダーのネジ穴に嵌っているだけｗ




ちなみにシリンダーのネジ穴は対辺27mm。
ソケットレンチのコマみたいな１２角形なので、対辺27mmであれば四角形でも良いのだ。
四角形を探す方がメンドクサイけどねｗ

これに合うナットはＭ１８（対辺27mm）なのだがあまり流通していないサイズ。
Ｍ１６は小さすぎるしＭ２０だと大きすぎる・・・

そこで目を付けたのが、５/８”（対辺25mm）のナットである（＾＾
Ｍ１８が手に入ったとしても、±０だと嵌めるのに苦労したかも知れないので、ナイスな選択だったと思うｗ

安く作れるのでフォークをオーバーホールする人はお試し下され！（自己責任で）


分解したフォークのパーツに異常が無いか点検中のでむでむさんｗ
でむでむさんもディープなメンテフェチマニア、メカに強い助っ人がいると作業がサクサク進むと実感。
工程を見て必要な工具を取って下さったり、パーツを支えて下さったり本当に助かりました♪




組み順を忘れたのでヤマハサイトからプリントアウトした組図を確認中・・・
サンデーメカニックだのぉｗ




お漏らしの原因、スライドメタルの新旧比較。
表面のテフロン加工の差は一目瞭然ｗ




シリンダー、ベースバルブ、インナーチューブを組んで・・・




スライドメタルとオイルシールを塩ビ管（サンデーメカニックのお約束）で打ち込む。




リップの溝が見えるまで打ち込んだらダストシールを嵌めて、クリップリングを付ければＯＫ、ここまで来ればあともう少しだ。

・・・？

クリップリングが見当たらない件＞＜
昨日のパーフェクトストームでパニくった時どこかへやってしまったらしい。

探せど探せど出てこないorz
必死で探すCOSの図ｗ（でむでむさん撮影）




一旦落ち着いて記憶を辿る・・・

ゴミ箱を漁ったら新聞紙の中から出てきたよ！

しかもベースバルブのゴムキャップもｗｗｗ
慌ててたから新聞紙を捨てる時、確認せずに一緒にくるんでたらしい。
くわばらくわばら（＾＾；


クリップリングを装着、次はラブフォークオイル注入だ。




カンパーイ♪
じゃなくて、フォークオイルを規定量注ぐｗ
（色と言いサイズと言いピッチャーにしか見えんな、でむでむさんもいらしゃるしｗ）




ピストン運動で内部のエアーを抜いて、でむでむさんもご愛用「油面一発くん」で油面を合わせる。




インナーチューブにスプリング、スペーサーを入れてキャップを締めて終了～
少し放置してサスを動かしてみる・・・完璧（＾＾ｂ




フォークを組む前にオイル漬けになったフロントキャリパーを清掃。




サスを装着、タイヤも組んで作業完了～
ここででむでむさんご帰宅。
お忙しいところ本当にありがとうございました。
お蔭で楽に作業を進めることが出来ました。
また宜しくお願いします（＾0＾＼


ライトカウルを付けて試走しようと思ったが、雨が降ったり止んだり。

どうせなら徹底的にと思い、ブレーキフルードを交換することに。

ブレーキフルード交換システム「吸って吐いて (；´Д｀)ﾊｱﾊｱ」をガラクタ箱から取り出す。
↓↓↓詳細は過去ログ参照
2011.03.21（Mon）ブレーキ作業用ポンプ完成


ホースの先端をキャリパーのニップルに差し込んで念の為インシュロックで縛る。




ブレーキフルード補充用として、１００均の醤油さしにフルードを入れる。
醤油さしはキレの良いタイプを選択すると吉（＾＾ｂ




ブレーキフルードは塗装を剥離する性質があるので養生はしっかりと。
いざと言う時の為にバケツに水を張って準備しておけば尚良し。
万が一こぼしたら水をぶっかけて希釈するのだよ。
（タンクの上にフルードを置かないでねｗ）




マスターシリンダーのリザーブタンクのキャップをゆっくり開けると、ダイヤフラムとご対面。




ダイヤフラムを外して不足しているフルードを足しておく。
キャリパーのニップルを緩めたらいきなり油面が下がることもあるので。
エア噛んだらめんどくさいもんね＞＜




キャリパーのニップルを少し緩める。
緩め過ぎると隙間からエア吸っちゃうのでほんの少し緩める。
「吸って吐いて (；´Д｀)ﾊｱﾊｱ」をポンピングすると古いフルードが出てきた。
エア噛みは無い模様。




調子に乗ってポンピングしているとリザーブタンクの油面が下がってエアを噛むので、定期的にフルードを補充。




新しいフルードの色に変わってきたらチェックバルブ（逆止弁）を高い位置で固定する。
チェックバルブとキャリパー間のエアが逆流しない様、念の為（この作業ではエア噛まんけど）




フルードが新しいものと入れ替り且つ、エア噛みの無い事が確認出来たらニップルを締める。
そしてリザーブタンクにフルードを規定量足しておく。
ダイアフラムを装着して蓋を締めたら終了。
作業後はブレーキがスカスカなので、レバーを操作してブレーキが効くまでニギニギすることを忘れずに（＾＾ｂ




点検窓から見えるフルードが新しくて気持ち良い♪




嬉しさのあまり拡大してみたｗ
反対側が見える（どうせすぐ黒ずんでしまうけど）




今回の作業とは関係ないが以前、リザーブタンクの窓を自作したこともあったなぁ（遠い目）
窓の材質の選択をミスって結局新品に交換したけどorz
↓↓↓過去ログ参照
2010.10.02（Sat）マスターシリンダー窓　正式品完成！（LANZA）
2010.10.06（Wed）マスターシリンダー復活！（LANZA）

リア側も同じ要領で（＾＾ｂ










ついでにリアサスにグリスガンでグリスを注入。




チェーンも清掃し、チェーンオイルを吹きつけておいた。
ちなみにエアフィルターは先週清掃済み（＾＾ｂ

先週から今週に掛けて、LANZAのありとあらゆる汁を交換完了～（＾ｖ＾

　・ミッションオイル
　・クーラント液
　・フロントフォークオイル
　・前後ブレーキフルード
　・グリスアップ


早速キックでエンジン始動、一発で掛かった♪
アイドリングしていると空が晴れてきた。
チャンスとばかりに近所を試走～

近所のつもりが河川敷に足が向いて・・・

誰もいないかな～と思っていたら、万人様がバイクを洗っておられたｗ
雨の中カッパを着てコースで遊んでおられたとのこと、流石過ぎますｗｗｗ
近況報告や新たなセクションを教えて頂いたり・・・
万人様のお話しはいつ聞いてもためになるし、なにより楽しい♪
３０分くらい喋って帰宅(楽しいお話しありがとうございました＾＾）




帰宅後LANZAをチェック、異常なし！
サスもコシのある動きで、ブレーキタッチも良好♪
ダートは走ってないけどイイ感じだ（＾＾




少しだけの試走だったが、全体的に動きがしなやかになった♪
全ての汁を交換したら調子がいいねｗ

今年は多くのお仲間との出会いがあり、例年よりもハードなオフ生活。
最近の忙しさは、LANZAにとって良い休暇になったかも知れないｗ

ライダーも仕事のみ休ませてくれぇ～(((＞＜))