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その日その時をおもしろおかしく、行き当たりばったりテケトー日記(^^ since 2009.06~2014.02

■LANZA 再生プロジェクト_1st
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今日は天気がよかったので、LANZAをいじった。
例のオイル漏れの原因が、クランクシャフトシール劣化であることを確認する為にさらに部品を外す。
前回フライホイールまで外したので、その他のカバー類を外すのだがネジが異常に固くてなかなか外れない。
LANZAを購入して10年が経過するが、その間一度も外したことがないので仕方ないだろう。

DVC00145.JPGDVC00155.JPG






第1関門は、ギア脱落防止金具のネジ。
力を掛けながら回すとネジをなめかけたので、CRCをたっぷりと浴びせてしばらく放置。
マイナスドライバーで緩む方向へ力を掛けながら、ハンマーで打ち込む。
手動のショックドライバーである。
何度かCRCを吹き付けたりハンマーでショックを与えながら、悪戦苦闘の末ようやくネジが緩んだ。

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第2関門は、カバープレート。
これを外すとクランクシャフトシールを確認することが出来る。
しかしサラネジ3ヶ所で固定されているので厄介そうだ。
案の定異常に固い。
最初の1ヶ目は、うまく外すことが出来た。
2ヶ目はネジをなめかけたので、マイナスドライバーをハンマーで打ち込みながらなんとか外せた。
問題は3ヶ目。
これがびくともしない。
CRCをたっぷりと浴びせ、手動ショックドライバーで何度もトライするが全く緩む気配がない。
そうしている内にネジ山が完全につぶれてしまった。

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こうなると最後の手段、ネジの破壊しかない。
電動ドリルでネジの中心に穴を開けた後、穴に小さめのドライバーを突っ込んで一気に回す!
するとネジがわずかに緩んだので更に力を加える。

ベキッ!

ネジ頭が見事に折れた・・・
しかしそのおかげでカバーが取れ、クランクシャフトシールを確認することが出来た。
シールは想像より劣化していなかったが、オイルが滲んでいた。
やはり交換しなくてはならない様だ。

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さて破壊したネジを再生する作業が発生した。
頭が折れたネジはもともと固くなっているので、バイスプライヤーで掴んだところで回すことは出来なさそうだ。
いっそのことネジを完全に破壊して、ネジ山を再生した方が手っ取り早いと判断。
早速、電動ドリルのキリ径を少しづつ大きくしながら、ネジ中心の穴を拡大していく。
そして、目的であるM6の下穴になったところで、慎重にタップを切る。
そして加工終了!
まさかLANZAのエンジンに機械加工することになるとは思わなかったが、上手くいったので良かった。

DVC00147.JPGDVC00144.JPG






次はいよいよオイルシールの交換だ。

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昨日に引き続きLANZAの整備をした。
今日はフライホイールを外すことにした。

ジェネレーターカバーを外した時にオイル汚れがひどかったのでパーツクリーナーを買ってきた。
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チェーンカバーの汚れもこの通り。
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作業前にエンジン周りもクリーニングして、フライホイールを外す治具を準備。
専用工具やエアツールがあれば楽勝だが、ホームセンターで買ってきたものを使用することにした。
某サイトで紹介されていたものなので、慎重にやれば大丈夫だと思う。
DVC00121.JPGDVC00120.JPG






フライホイールにゴムバンドを巻き、クランプを嵌めてしっかりと締める。
そしてフライホイールが回らないようにクランプとフレームの間にパイプをかませる。
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そして一気に回す!・・・むちゃくちゃ固くて回らない。
プラハンでショックを与えたりパイプでメガネレンチの柄を延長したりして悪戦苦闘の末、やっと外すことが出来た。
しかし、これはフライホイールとクランクシャフトを固定するためのものなので、フライホイールを外すには、まだ作業が残っている。

フライホイールはテーパー状のクランクシャフトに圧入されているので、M16(ピッチ1.5)のボルトをねじ込んで引き抜くのだ。
これがまた異常に固い・・・渾身の力を振り絞って回すと急に軽くなってフライホイールが抜けた。
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フライホイールが外れた状態。
まだ部品を外さないとオイルシールを見ることが出来ないが今日はここまで。
ついでにドライブスプロケットのシャフトシールを確認してみたが、大丈夫そうだった。
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しかし、ドライブスプロケット、ドリブンスプロケット、チェーンは交換しなければならない。
外した部品はパーツクリーナで清掃して一旦保管し、次回作業待ちとなった。
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久々に晴れたのでLANZAをいじった。
例のオイル漏れの原因が、シャフトシールの劣化かどうか確かめるためだ。

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前いじった時にジェネレーターカバーのボルトを増し締めしておいたので、以前に比べて漏れていたオイルの量は少なかった。
工具を用意して、エンジン下にオイルパックリを用意。
まずはシフトレバーとドリブンスプロケット周りの汚れを落とす。
泥とオイルが混ざった粘土がびっしりとこびりついていて取るのが大変だった。
長年溜まった汚れを落とすにはいい機会だった。

作業効率を上げるために、シフトレバー、リアサスのリザーバタンクを外す。
そしてジェネレーターカバーのボルトを外す。
するとカバーのボルト穴からオイルが滲み出してきた。
オイルとガソリンが混ざったような液体だったので、シャフトシール劣化が原因なのは確定の様だ。

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カバーが固着しているのでプラハンで叩きながら揺さぶるとカバーがエンジンから離れ、残っていたオイルが全て抜けた。
ジェネレーターカバーの中にマグネットがあるので、中のフライホイールに磁力でくっついている。
両手でカバーを引っ張るとフライホイールが現れた。

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ガスケットはプラスチックみたいに硬化してバリバリに破れていた。
長年開けていなかったので仕方ない。
スクレーパーで丁寧に剥がしてやり、フライホイールとジェネレーターもパーツクリーナーできれいにしてやった。

確認するためにはさらにフライホイールを外さなければならないが、専用工具が必要だ。
専用工具を買う気はないので、どこかのサイトで紹介されていた方法を取るつもりだ。

ガスケットも注文しなければならないし、明日はホームセンターに行ってこよう。
ついでにシフトレバーシャフトのシールも交換しておいた方がよさそうだ。

作業は大変だが、メカをいじるのは楽しくて仕方ない。
あせらずゆっくり直してやろうと思う。

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COS(コス)
BIKEはON-ROADから乗り始め、1993年に限定解除を取得。
現在はOFF車のみ所有。

MTBも所有しており、OUTDOOR LIFEを趣味とする。
たまにBIKE、MTBのレースやイベントに参戦することも。

セルフメンテナンス主義で、BIKEやMTBをイジることが大好きである。
多くは「貧乏人の知恵」を駆使したやっつけ仕事、たまに破壊することも(ダメじゃんorz)

ツーリングや林道探索はほぼ思いつきの行き当たりばったりなので、ソロでぶらぶらしていることが多い。
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