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その日その時をおもしろおかしく、行き当たりばったりテケトー日記(^^ since 2009.06~2014.02

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2日目、朝から天気が良い。
今日は国道9号線から津和野へ行き、そのまま萩へ抜けて海岸沿いの国道191号線で益田へ戻ってくるルート。


まず最初に、統合の為廃校となった母校(高校)跡地へ行ってみた。
校舎はもちろん建屋が全て撤去され、残っているのはグラウンドのみ><
先週設置されたばかりの記念碑の前で記念撮影しておいた。
少子化の影響か財政の関係か分からないけど、母校が無くなるのは寂しいね(T_T


続いて市内の文化施設 グラントワ に行ってみた。
石見美術館 と いわみ芸術劇場が一体となった建屋は、屋根も壁も石州瓦で覆われており独特の色合いと光沢がマッチしている。

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正面にあるオブジェ
主に神話を題材にした重要無形民俗文化財 石見神楽 に登場する「大蛇(おろち)」をモチーフにしているらしい。

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島根県六日町出身の彫刻家 澄川喜一 氏製作によるもの。
最近は 東京スカイツリー のデザイン監修を務められたそうだ。
ちなみに グラントワ のセンター長と美術館長を兼任されているとのこと。

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躍動感のあるボディにはさぞかし恐ろしい顔が・・・
と思っていたらまさかのアヒル口wwwww
ものまねのコロッケさん?いかりや長介にも似てる?
今にも、オイーッス!って言いそうだw

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神話や伝説が多いこの地方により親しんでほしいと言う製作者の意図らしい。
ちなみに グラントワ のマスコットは オロチくん!!!(そのまんまw)
ゆるキャラNo.1の バリィさん に対抗して頑張ってほしいねw

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中は落ち着いた光沢の回廊となっている。

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中庭にはクリスマスに合わせたイルミネーションのオブジェが置かれている。
夜はミニリサイタルなどが行われるらしい。

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柿の実が鈴なりだったので撮影。
実りの秋だ。

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津和野に到着。
西の小京都 と呼ばれる狭小地に佇む城下町である。
思春期の6年間をこの町で過ごしたので、馴染みが深い。

観光地ゆえ、ツーリングで訪れるバイクを見る機会も多く、思春期だった自分はその影響でバイクに乗る様になったと言っても過言ではない(クワ
ちょっと大げさだが(^^;;;

津和野駅は、動態保存されている SLやまぐち号 の終着駅である。
車両は、201両生産された 貴婦人 の愛称で親しまれる 「C57」の1号機。
製造されたのは75年前と聞くから、どれだけ頑丈なのだろうか・・・
しっかりメンテしてるのだろう。
やはりメンテは大事だなと思った。

(山口県)新山口駅~(島根県)津和野駅まで、62.9kmを約2時間掛けて走行する。
残念ながらこの時間はお目にかかれなかったが、子供の頃一度だけ乗ったことがある。
毎日運行する夏休みは、マニアや家族連れでいっぱいになるそうだ。

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駅の隣には 「D51」 が展示されていた。
前は無かったのに・・・

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自由に見学可能。

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デッキから車両前方を望む。
でかい!!!

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運転席にも入ることが出来る。
う~む、ロマンを感じる。

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割烹・寿司「あおき」にて昼食を取る。
昔からある店でそれなりに有名な店。
店内には、渡辺謙さん、道場六三郎さん、蛭子さんや力士の色紙が貼ってあった。

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寿司と・・・

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割子そばを食す。
うまかった(^^

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満腹になったので、腹ごなしを兼ねて町中を散歩することにした。

昔通った通学路や遊んだ路地が懐かしい(T_T
今も城下町の風情を残している。

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メインの観光地 殿町通り。
観光客向けに改修され、ややこざっぱりとした印象。
通りの左右には、武家屋敷やなまこ壁が立ち並ぶ。

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聖キリスト教会。
島原のキリシタン改宗を目的とした弾圧が最も激しかった津和野に、ドイツ人神父が建てたものである。
厳しい弾圧によって亡くなった殉教者が祀られている。

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青空に映えるゴシック様式の教会が、平和を望んでいる様だ。

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中は自由に見学出来る。
この教会の特徴は、床が畳敷きであること。(写真の一番下、人が立っているところに少しだけ畳が見える)
なぜこうなったかは分からないが、ステンドグラスとの相性も悪くないと思った。

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沿道の水路には、メタボな鯉が窮屈そうに泳ぐ。
ここは観光客の撮影スポットなので、3組の観光客からシャッターを押してほしいと頼まれた。
住んでいた頃も、よくそう言うことがあったので、懐かしく感じた。
観光で成り立っている町なので、観光客には親切にしないとねw

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家老の名門 旧多胡家 は役場となり、今も町の為に尽くしている。

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津和野川のほとりには、重要無形民俗文化財である 鷺舞 のオブジェがある。

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津和野大橋より 太鼓谷稲荷神社 を望む。
手前はJR山口線で、ここをSLが煙を吐きながら進む姿は今でも好きだ。

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稲荷神社へは、千本の鳥居が連なりトンネルとなっている参道を登っていく。
斜面を折り返しながら登る急な参道だが、途中に茶屋があるので休憩しながら上がるのも良い。
景色も良いしw

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若くして亡くなった友人宅を訪ねた。
(あっち側でも車に乗っているだろうか?)
ご両親もお変わりなく、お元気そうだったので安心した。
なかなか訪ねることが出来ないが、いつまでもお元気で!


殿町に戻り土産物屋 沙羅の木 へ行く。
狭い駐車場に観光バスがひしめき、店内は観光客でごったがえしていた。

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郷土料理 うずめ飯
白飯の下に山菜や煮込んだ野菜が隠されている。
一見、ごはんしか見えない謎の料理である。

諸説あるがその昔、
①山菜が粗末なものとして扱われていた頃、白飯に隠して客人に差し出した説
②おかずが贅沢品とされていた時代、贅沢を良しとしない藩主に気付かれない様に隠した説
が有力らしい。

白飯におかずを隠す(うずめる)から うずめ飯 と呼ばれるとのこと。
上の白飯と下にうずもれたおかずを混ぜて食べるだけの、混ぜる前の混ぜご飯(?)と言ったら怒られるかも知れないw
てことはおかずは、お好みで何だってOK?(^^;b
ちなみに食べたことはない(キリ

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沙羅の木別館には、紙漉き体験コーナー もある。
津和野は 石州和紙 の産地であり古くから町の産業として根付いている。
丈夫で独特の風合いを持つ 石州和紙 はコアなファンが多いと聞く。
ハガキ、便箋、障子紙、和紙人形、コースター、張子など何でもアリのハイブリッドペーパーである。

ちなみに地元の津和野中学校の卒業証書は 石州和紙 で作られている。
しかも、卒業生自ら紙を漉いて作成する。(今はどうなのかな?)
自分も紙を漉いて作ったので卒業証書に思い入れはあるが、どこへいったのやら(オイ

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友人が経営する和菓子屋へ行く。
ここの和菓子はうまいのでいつも買いにくる。
時々親に送ってもらうくらいだ。
残念ながら友人は留守で会えなかったが、元気でいるらしい。
また会って一緒に酒でも飲みたい。


母校 津和野中学校 へ行ってみた。
塗装やらがキレイになっていたが基本は変わらず昔のままだった。
思い出の部室が撤去されていたことがやや残念><


津和野を後にし、萩市へ向かう。
観光会社が「萩・津和野(弾丸)セットツアー」を組む通り、萩も昔からの観光地。
幕末から明治維新にかけての名所が多い。
吉田松陰の開いた松下村塾がある 松陰神社 の駐車場は観光バスでいっぱいだった。

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市内にある親戚の墓参りを済ませ 萩城跡 へ行ってみた。

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萩城は、別名 指月城 と呼ばれ、三角州に挟まれた指月山と河口付近の平地に各々城郭を持っていたそうだ。
山城と平城を併せ持った珍しい城だったらしい。
指月山が海へせり出しているので海城という見方もあるらしい。
海あり山あり平地あり、制空権を握れば最強の城だったに違いないw

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毛利輝元 が築城し自ら居城していたが、明治維新の際解体されてしまった。
今は 指月公園 として親しまれている。
近年、復元の話が上がっているそうだが財政的に実現が厳しいと言われている。

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堀に近づくと無数の鯉が寄ってきた。

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萩城を後にし、海岸沿いの道路から日本海を望む。

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萩五島?と呼ばれる島々が見える。
平らな火山島で漁業や放牧の町として成り立っているらしい。

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どの島も良く似ているので、クジラの群れや艦隊に見える。

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道の駅 萩・しーまーと

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漁港に隣接しているので、新鮮な魚介類を食すことが出来る。

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明神池

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一見普通の池だが、火山の噴火によって出来た火山湖である。
地下水脈は海と繋がっているので海水だ。

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水路を通って海から様々な魚がやってくる。
特に回遊魚であるボラは、近海で産卵することはないらしいが、この明神池では産卵すると言う世界的にも極めて珍しい池だそうだ。
慣れているのか、エサを撒くと岸へ近づいてくる。

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自然のアカエイをこんなに間近で見るのは初めてだ。

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メジナやイシダイも寄ってくる。

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そのまま国道191号線を北上し益田市へ向かう。
途中、もう一人若くして亡くなった友人の墓参りをした。
(あっち側でもバイクに乗っているだろうか?)


一日コースだったが、朝から天気に恵まれて最高のドライブ日和だった。

2日目(11/24)終了・・・

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COS(コス)
BIKEはON-ROADから乗り始め、1993年に限定解除を取得。
現在はOFF車のみ所有。

MTBも所有しており、OUTDOOR LIFEを趣味とする。
たまにBIKE、MTBのレースやイベントに参戦することも。

セルフメンテナンス主義で、BIKEやMTBをイジることが大好きである。
多くは「貧乏人の知恵」を駆使したやっつけ仕事、たまに破壊することも(ダメじゃんorz)

ツーリングや林道探索はほぼ思いつきの行き当たりばったりなので、ソロでぶらぶらしていることが多い。
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